知って得する豆知識
2025.02.01
住宅塗替えで注意するポイント
塗替え時期の見極め

一般的に10~15年ごとが目安です。ただし、地域や気候、使用する塗料によって異なります。新築住宅のサイディングの場合、塗布してある塗料があまりもちません。1回目の塗替えは早めに行う方が良いです。早くすればするほど、塗料がのりやすくなるためか長持ちするようになるからです。また塗替え時期が来ているのに長期間そのまま放っておくと、下地の劣化が酷くなります。下地の補修費用もかかります。
塗替えサインを見逃さないために、 まずご自身で家の周りをぐるっと見てください。まだ時期ではないと思っていても陽射しの当たり方で劣化がはっきりわかる場合もあります。色褪せや塗装の剥がれやひび割れ、チョーキング現象(壁を触ると白い粉が付く)、壁や屋根のカビやコケの発生があったら、早めに塗装会社に相談してください。もちろん一番に横浜金子塗装をにご連絡いただければ幸いです。
塗装の劣化の塗替えサインについては、この記事の一番最後に詳しいページへのリンクを掲載していますので、ぜひご覧ください。
業者の選定
塗替えを検討しはじめたら次は、業者の選びです。
外壁塗装業者を選ぶ際には、品質、価格、信頼性などを考慮する必要があります。適切な業者を選ぶためのポイントをいくつか挙げます。
1.業者の信頼性
◆資格の有無
業者が建設業許可や塗装に関する資格(例えば、一級塗装技能士など)を持っているか確認しましょう。 ホームページの会社情報や会社案内に掲載しているところが多いです。
◆会社の場所
塗装の場合は、お客様のお宅に伺い見積やお打ち合わせをさせていただくことがほとんどで、マンションの一室や自宅が事務所の塗装業者も多いです。事務所を構えていることもひとつの信頼性に繋がります。

国道1号線、戸塚警察近くの横浜金子塗装事務所
2.口コミ
インターネットや地域の口コミを参考に、実際の施工例や顧客の満足度を確認してください。
3.施工実績

横浜金子塗装の代金入り施工事例
施工実績が多く、具体的な事例を提示できる業者は信頼性が高い傾向があります。
横浜金子塗装では、許可を頂けたお客様の事例を施工料金も含めてホームページに多数掲載しています。弊社を選んでいただいたお客様からも、参考になると好評です。
ぜひ、ご覧ください。
4.見積
2~3社程度に見積もりを依頼し、価格や内容を比較検討しましょう。極端に安い場合は安価な塗料を用いる可能性もあるため注意が必要です。 見積もり内容が詳細に記載されているか確認しましょう。何もかも一式でいくらという見積書を見かけることもありますが、塗料の種類、使用量、施工範囲、付帯部などが曖昧な業者は後からのトラブルを招く可能性もありますので避けたほうが賢明です。不明な点は、営業担当者に納得のいくまで説明を求めましょう。
見積書のは、どう見たらよいか確認しずらい点もあるかと思います。横浜金子塗装のホームページでは、お客様へ提出させていただいた見積書をそのまま掲載して、説明を行っているページがありますので、ぜひ、ご覧ください。

他にも熟練の技術が必要な特殊な工法が提案できるのも業者の技術の証と言えます。
こちらの施工例は、グラデーション塗装を用いて高級感のある仕上がりになっています。
6.施工プロセス
耐久性、防水性、遮熱性など、目的に合った塗料を提案してくれるか確認してください。信頼できる業者は、塗料のメリット・デメリットを正直に説明してくれます。お客様のご要望に合わせて複数の見積提案があれば、更に安心です。
7.保証内容・アフターサービス

保証期間は、 一般的には5~10年程度の保証が付いていることが多いですが、施工内容や塗料によって異なります。横浜金子塗装は、自社保証だけでなく塗料メーカーとのダブル保証で安心です。
施工後の点検やトラブル時の対応があるかどうかも重要です。
色選び
外壁の色を決めるのは、楽しみのひとつでもありますが、一度塗替えを行うと10年ほどはその外壁色になります。周囲の環境も考慮して、ご家族も含めて検討することをお勧めします。
最近増えている「ツートンカラー」による塗装でも、横浜金子塗装では、単色と同じ料金です。考慮に入れてみてください。
横浜金子塗装の事務所には、大きめの色見本も数多く取り揃えております。色だけでなく艶あり、なしでも雰囲気がだいぶ変わります。同じ色でも朝と夕方では陽の当たり方で色味が変わって見えます。大きな面積を塗装するわけですから、色選びでお困りでしたら塗装会社に相談してください。
近隣の方への配慮
塗替えが決まったら、ご近所に一言お話されておくことをお勧めします。
横浜金子塗装では、施工前に「工事期間」「施工時間」の案内をお持ちしながらご挨拶に伺いますが、お客様からもいつから塗装工事を行うとお話されることも大切です。
足場の組み立てでのトラックや工事の音、塗装のにおい等、施工主様から一声かけていただくことで避けられるトラブルもあります。
この記事の参考にご覧ください
塗装の劣化については、以下に詳しく記載していますので、ぜひご覧ください。
◆初めての塗替えはいつがいい?
https://kanekotosou.com/blog/2022/09/88904/
◆横浜金子塗装の見積の見方(当社の見積書を詳しく説明しています。)
https://kanekotosou.com/estimate/
◆塗装の工法(高級感のある仕上がりに)
https://kanekotosou.com/method/
◆塗装工事のダブル保証
https://kanekotosou.com/trivia/2024/12/89099/
2024.10.28
価格だけで決めないで!メーカーで異なる塗料の品質
塗料は、メーカーにより含有成分の量や質に違いがあります。

1.耐久性
各メーカーは、独自の技術を持っており、同じ素材に対しても耐久性に差が出ることがあります。たとえば、あるメーカーの塗料は紫外線に強い設計がされている一方で、別のメーカーの塗料は防水性に優れているなど、気候条件や外的要因に対する耐性が異なる場合があります。
2.耐候性(紫外線・雨風への強さ)
各メーカーの塗料には、紫外線や雨風に対する強さを強化するために使用される成分が異なる場合があります。そのため、同じ素材に塗装した場合でも、耐候性に違いが生じることがあります。寒冷地や海の近い等の条件がある場合、特定の気候に強い塗料を選ぶことが重要です。


3.仕上がりの美しさ(光沢感や質感の違い )
メーカーによって、塗料の光沢感や仕上がりの質感が異なる場合があります。あるメーカーの塗料は、より艶やかな仕上がりを提供する一方で、別のメーカーはマットな質感を強調した仕上がりになることがあります。色の発色や耐色性も異なることがあり、長期間にわたり美しい外観を保つかどうかに影響します。
4.価格
塗料メーカーによって、同じ性能を持つ塗料でも価格が異なることがあります。一流と言われるメーカーの塗料は高品質であるがゆえに高価です。含有量の違いがそのまま価格に出ることもあります。安いことでコストパフォーマンスに優れた選択肢となることもありますが、長い期間に渡り家を守る外壁塗装、しっかりしたメーカーのものを選びたいものです。


5.環境配慮
一部の塗料メーカーは、環境に配慮した製品を提供しています。低VOCや無溶剤塗料を提供しているメーカーもあり、環境や健康への影響を抑えたい場合には、こうした点も考慮する必要があります。
6.メンテナンス性
汚れにくさやクリーニングのしやすさにも差があります。たとえば、親水性塗料や撥水性塗料を採用しているメーカーの製品は、雨で汚れが自然に落ちやすい特徴を持っていることがあります。汚れがつきにくい塗料は、長期間にわたりメンテナンスが楽になります。

同じ外壁塗料素材でも、選ぶ塗料メーカーによって仕上がりや性能に違いが出るため、最適な塗料を選ぶことが重要です。
なぜ同じシリコン塗料やフッ素塗料で価格が違うのか?
それは、シリコンもフッ素も樹脂を配合する量(塗料の中に入れる樹脂の量)に規制が無い事です。シリコン塗料は2008年樹脂含有量は規定なし。フッ素塗料は樹脂含有量規格では2008年4月までは15%以上含有が必要でしたが2014年4月に規定が無くなりました。
例えば、塗料の中に樹脂を1%入れても20%入れてもシリコン塗料やフッ素塗料として販売されます。あまり多く樹脂を多く入れてもゲル化して使えなくなりますが、少な過ぎると同じシリコンやフッ素塗料でも耐久性に差が多く出ます。
この様な事が塗料にはあって、塗装工事費用にも価格差があるのです。
横浜金子塗装の使用塗料
横浜金子塗装は、関西ペイントをメインに大手メーカーの塗料を用いてご提案、施工を行っています。
関西ペイントは、日本のトップメーカーで、歴史と実績があり、住宅やビルの外壁塗装に幅広く使われています。高い防汚性や耐候性が評価されています。長寿命の塗料を多く提供しており、コストパフォーマンスに優れています。また、塗膜が強く、汚れがつきにくい特徴があります。

リフォームサミット専用の塗料(横浜金子塗装事務所)
関西ペイントの塗料でもリフォームサミット認定店でのみ使用できる塗料があります。もちろん横浜金子塗装は認定店です。この塗料を用いるには、職人の技術力も問われますので、塗料の品質を生み出す施工ができる証でもあります。そうした提案を続けて施工しているうちにお客様から高いご評価をいただき、紹介による受注も増え続けて、気がついたら関西ペイントリフォームサミット認定店専用塗料採用で関東1位を連続5年頂戴しております。
格安のメーカー塗料で工事価格を抑えることは可能ですが、横浜金子塗装は創業当初より格安パック等を行わず、家という大切な財産をお守りするのに工事時だけ価格の満足より、真にお客様の信頼を得るために信頼のおける塗料メーカーでご提案しています。
横浜金子塗装が関西ペイントをメインに用いるのには、理由があります。併せてお読みいただけると幸いです。
2024.10.11
屋根の遮熱塗料で快適な室内環境を!
遮熱塗料の効果
01室温の低下
遮熱塗料は太陽光の反射率が高く、屋根に直接当たる熱を反射します。その結果、屋根からの熱が室内に伝わりにくくなり、室内温度の上昇を抑えることができます。夏場の室内温度が数度下がることも期待できます。
02エネルギーコストの削減
室内温度が低下することで、エアコンなどの冷房設備の使用頻度や稼働時間が減少し、電気代の節約が可能です。
03屋根材の保護
遮熱塗料を塗布することで、屋根材が直射日光や高温にさらされることが少なくなり、劣化が遅くなります。これにより、屋根の寿命が延びる効果もあります。
04環境への配慮
遮熱塗料を塗布することで、屋根材が直射日光や高温にさらされることが少なくなり、劣化が遅くなります。これにより、屋根の寿命が延びる効果もあります。
05結露防止効果
遮熱塗料を塗ることで屋根材の温度変化が緩やかになるため、結露の発生が抑えられ、内部の湿気トラブルを防ぐ効果もあります。
遮熱塗料と断熱塗料
遮熱塗料
太陽光を反射する成分が含まれており、これによって屋根や外壁が吸収する熱量を減少させます。主に夏場に効果を発揮し、建物内部の温度上昇を抑えることができます。
【主な目的】
太陽光(特に赤外線)を反射し、建物の外部からの熱の侵入を防ぐこと。
【効果】
室内温度の低下、冷房コストの削減、屋根材の劣化防止。

断熱塗料
塗膜自体に断熱性能を持たせており、外部からの熱が内部に伝わるのを防ぐとともに、内部の暖気や冷気が外に逃げるのを防ぎます。内部空間を保温する役割が強いため、夏だけでなく冬場にも効果があります。
【主な目的】 熱の伝導を抑え、建物内部の温度変化を防ぐこと。
【効果】 冬の保温、夏の遮熱、冷暖房効率の向上。

まとめますと 遮熱塗料は、主に夏場の熱の侵入を防ぐために使用。外部の太陽熱を反射して建物内部の温度上昇を抑えます。断熱塗料は、 外部と内部の熱の移動を防ぐため、季節を問わず使用可能です。建物内部の温度を一定に保つため、冷暖房効率が向上します。
色による効果の違い
遮熱塗料の効果は、塗料の色によって大きく変わります。色が太陽光の反射率に大きく関わるため、遮熱効果にも影響します。以下に色ごとの遮熱効果の違いを説明します。
明るい色(白・淡色系)
特徴: 明るい色は太陽光をよく反射します。特に白やアイボリー、ライトグレーなどの淡色系は、最も反射率が高く、遮熱効果が高いです。
遮熱効果: 高い。特に太陽光を直接受ける屋根や外壁において、室内温度を下げる効果が顕著に現れます。
メリット: 最も効果的な熱反射が期待でき、冷房コストの削減に貢献します。
デメリット: 汚れが目立ちやすい。

中間色(青、緑、ベージュなど)
特徴: 中間色は明るい色に比べて反射率はやや低いですが、それでも十分な遮熱効果が得られます。例えば薄い青や薄い緑は、ある程度の反射率を持っています。
遮熱効果: 明るい色よりは劣りますが、それでも効果は比較的高めです。
メリット: 遮熱効果と美観のバランスが取れる。
デメリット: 明るい色に比べて、わずかに遮熱効果が劣る。

暗い色(黒、濃い赤、濃い茶色など)
特徴: 黒や濃い赤、濃い茶色などの暗色系は太陽光を吸収しやすいため、反射率が低く、遮熱効果が低下します。これらの色は熱を吸収しやすく、塗布面が熱くなりやすいです。
遮熱効果: 低い。外気温に影響されやすく、室内温度の上昇を抑える効果は少ないです。
メリット: 高級感やシックな外観を作り出す。
デメリット: 熱を吸収しやすく、遮熱効果が低い。また、塗布面が高温になるため、屋根材や外壁材の劣化が早まる可能性があります。

遮熱効果を最大限にしたい場合: 白や淡色系を選ぶのが最適です。
美観も重視したい場合: 中間色や、やや明るめの色がおすすめです。遮熱効果をある程度維持しつつ、デザイン性も高められます。
デザイン優先でシックな外観にしたい場合: 暗い色も選べますが、遮熱効果は低下するため、その分冷房コストが増える可能性があります。
明るい色ほど遮熱効果が高く、暗い色ほど効果が低くなるという原則があるので、目的に応じて色を選ぶことが大切です。
効果を発揮する屋根形状や素材
遮熱塗料が特に効果を発揮する屋根の特徴や条件について説明します。屋根の材質や構造、設置環境によって遮熱塗料の効果が変わるため、以下のポイントを考慮することが重要です。

金属屋根
効果が大きい理由
金属は熱伝導率が高いため、太陽光を直接受けるとすぐに熱くなり、建物内に熱が伝わりやすい素材です。遮熱塗料を塗布することで、太陽光の反射率を高め、内部への熱伝導を大幅に抑えることができます。
<例>トタン、ガルバリウム鋼板などの金属屋根

スレート屋根(コンクリートやセメント瓦)
効果が期待できる理由
スレートやセメント瓦は金属ほど熱伝導率は高くないものの、太陽光を吸収しやすく、時間が経つと蓄熱してしまう性質があります。遮熱塗料を塗ることで、熱を吸収しにくくし、室内の温度上昇を抑えます。
<例> コロニアル(薄型スレート)やセメント瓦

陸屋根(平らな屋根)
効果が大きい理由
陸屋根は傾斜が少なく、太陽光を直接受ける面積が大きいため、熱が溜まりやすい構造です。遮熱塗料を塗ることで、この広い面積での熱吸収を防ぎ、建物全体の温度上昇を効果的に抑えることができます。
陸屋根の場合、遮熱塗料の他に遮熱シートや断熱材を併用するとさらに効果が高まります。
※陸屋根(ろくやね)とは、屋根の形状のひとつで、傾斜がほとんどない平面状の屋根を指します。平屋根とも呼ばれ、ビルやマンションなどの高層建築物に多く見られます。
瓦屋根
瓦屋根はもともと空気の層ができやすく、断熱効果が期待できるため、金属屋根やスレート屋根に比べて遮熱塗料の効果は限定的です。ただし、瓦の色によっては太陽光を吸収しやすいものがあるため、遮熱塗料を使うことで多少の効果を得られる場合があります。
断熱材がない、もしくは薄い屋根
断熱材がない、または薄い屋根は、外部からの熱が内部に伝わりやすく、夏場は特に室内が暑くなりがちです。遮熱塗料を塗ることで、断熱効果を補完し、屋根からの熱侵入を防ぐことができます。
直射日光を多く受ける屋根
南向きや西向きの屋根の方角の屋根は、日中の強い日差しを長時間受けるため、遮熱塗料を塗ることで、室内への熱の侵入を大幅に抑えることができます。
劣化が進んでいる屋根
リフォーム時期に合わせて**: 屋根材が劣化し、遮熱性能が落ちている場合、遮熱塗料を使用することで、屋根材の表面を保護しながら温度上昇を防ぐ効果が期待できます。リフォームや再塗装のタイミングで遮熱塗料を選ぶとよいでしょう。
まとめ
遮熱塗料が特に効果的な屋根の条件は、金属屋根やスレート屋根、直射日光を多く受ける南向き・西向きの屋根、断熱材が薄い屋根などです。特に金属屋根では、遮熱効果が大きく、建物内の温度を下げることが可能です。
屋根の素材や構造によって遮熱効果が異なるため、建物に最適な遮熱塗料を選ぶことが大切です。
横浜金子塗装の遮熱塗料
横浜金子塗装では、屋根断熱塗料は主に以下の塗料を使用しています。
RSルーフ2液Si | 関西ペイント |
アレスダイナミックルーフ遮熱 | 関西ペイント |
RSルーフ2液F | 関西ペイント |
ダイヤスーパーセランマイルドIR | ダイフレックス |
キ・ル・コ遮断熱 | シンマテリアルワン |
最適な塗料選びは、ぜひ横浜金子塗装にご相談ください。
以下に横浜金子塗装で施工数が多いRSルーフ2液Si(関西ペイント)の色見本と色によるCOOLレベルを記載します。
色選びにぜひ、役立ててください。
RSルーフ2液の色見本とCOOLレベル
COOLレベル(日射反射率)
…40~50%
…50~60%
…60~70%
…70~80%

ジェット
ブラック

コーヒー
ブラウン

ネオ
ブラック

カーボン
グレー

チャコール
ブルー

ナスコン

チョコレート

セピア
ブラウン

アイビー
グリーン

ローヤルレッド

グレー

アンティーク
ブラウン

アンバー
ブラウン

カルム
ブラウン

シティ
グレー

ベージュ

サンド
ベージュ

シルバー
ホワイト
2024.08.12
外壁サイディングボードにおけるシーリング
シーリングは、建物の防水性や耐久性を確保するために重要な役割を果たします。シーリング材は、継ぎ目や端部に充填され、水の侵入を防ぐとともに、外部からの湿気や風の影響を最小限に抑えるために使用されます。
以下に、シーリングについての基本的な情報を紹介します
シーリングって?
シーリングは、建物の防水性や耐久性を確保するために重要な役割を果たします。シーリング材は、継ぎ目や端部に充填され、水の侵入を防ぐとともに、外部からの湿気や風の影響を最小限に抑えるために使用されます。
以下に、シーリングについての基本的な情報を紹介します

シーリングの役割
1.防水性の確保
雨水や湿気が建物内部に侵入するのを防ぎます。
2.断熱効果
シーリングによって隙間が埋まるため、外気が直接内部に入り込むのを防ぎます。
3.美観の維持
シーリングは外観を整え、見た目の美しさを保つ役割も果たします。
シーリング材の種類
1.シリコン系シーリング材
耐久性と耐候性に優れ、長寿命です。柔軟性があり、温度変化に強いです。
2.ウレタン系シーリング材
強度が高く、接着力が優れていますが、紫外線に弱く、定期的なメンテナンスが必要です。
3.アクリル系シーリング材
価格が比較的安価であり、作業性が良いですが、耐久性はシリコン系やウレタン系に劣ります。
外壁塗装の塗料は、耐久年数が長くなってきていますが、シーリング剤の耐久性も伴わなければ意味がありません。横浜金子塗装では、特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命シーリング材」のオートンイクシードを使用しております。シーリング材の耐久年数はおよそ10年と言われていますが、オートンイクシードは、30年の耐久年数をうたっています。長期に渡り大切な建物を雨水の侵入から守ります。
シーリングの「先打ち」と「後打ち」
シーリングの「先打ち」と「後打ち」は、シーリング作業の手順における二つの異なるアプローチを指します。どちらの方法を選ぶかは、施工条件や目的によって異なります。
先打ち
先打ちとは、塗装を行う前にシーリングを行う方法です。
【メリット】
1.防水性の向上
シーリング材がしっかりと隙間に充填されるため、防水性が高まります。
2.仕上がりの美しさ
シーリング部分が仕上げ材で隠れるため、外観が美しく保たれます。
【デメリット】
1.シーリング材の選択
先打ちの場合、シーリング材が見えない部分に使用されるため、耐久性や接着力のある材料を選ぶ必要があります。
後打ち
塗装の後後にシーリングを行う方法です。
【メリット】
1.仕上げ材の動きに対応
仕上げ材が取り付けられた後にシーリングを行うため、仕上げ材の動きに柔軟に対応できます。つまりひび割れを起こす心配がありません。
2.メンテナンスのしやすさ
シーリング材が表面に露出しているため、劣化した場合の補修が容易です。
【デメリット】
1.紫外線に対する塗膜の保護がないため紫外線による劣化がしやすい。
2.シーリング材が外観に露出するため、仕上がりの美しさに影響を与えることがあります。

どちらを選ぶべきか
建物の種類や用途、施工条件に応じて最適な方法を選択することが重要です。
※横浜金子塗装の場合、契約時にお客様に先打ち・後打ちのメリットデメリットのご説明をして選んで頂いております。
ただし、クリヤー塗装の場合は後打ちのみとなります。
費用は、先打ちでも後打ちでも同額です。
シーリングの劣化
ひび割れ
写真のように目地のシーリングに細かいひび割れが入っている状態です。自信などの揺れや経年劣化により起こると言われtます。

破断
シーリングのひび割れの状態が続き悪化することで、シーリングが途中で切れてしまう症状です。経年劣化によるものや、新築であればプライマー不足の可能性があり、放置するとシーリング自体が剥げてしまう可能性があります。

肉やせ
シーリング材に含まれる成分が溶け出し劣化する症状です。シーリングに隙間ができ、雨漏りの原因になります。新築の場いいはシーリング材の充填不足の可能性もあり早期の対応が必要になります。

シーリング工程




横浜金子塗装が施工に使用しているオートンイクシードとは?
外壁塗装の塗料は、耐久年数が長くなってきていますが、シーリング剤の耐久性も伴わなければ意味がありません。横浜金子塗装では、特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命シーリング材」のオートンイクシードを使用しております。シーリング材の耐久年数はおよそ10年と言われていますが、オートンイクシードは、30年の耐久年数をうたっています。長期に渡り大切な建物を雨水の侵入から守ります。



塗料の進化により、耐久年数も上がっています。シーリング剤も上質なものを使用することが大切です。
横浜金子塗装での施工であれば、耐久でも安心です。
2024.07.13
外壁塗装の3回塗りって?
外壁塗装の3回塗りとは、建物の外壁を塗装する際に、塗料を3層にわたって塗布することを指します。
このプロセスは、耐久性や美観を保つために非常に重要です。具体的には以下の3つの工程に分かれます:
STEP01

下塗り(プライマー)
目的: 下地を整え、上塗り塗料の密着性を高める。
外壁の素材(コンクリート、モルタル、サイディングなど)に合わせた下塗り材(プライマーやシーラー)を使用します。これにより、上塗りが剥がれにくくなります。
STEP02

中塗り
目的: 塗膜の厚みを確保し、耐久性を向上させる。
下塗りの上に中塗り塗料を塗ります。中塗りは上塗りと同じ塗料を使用することが多いですが、場合によっては異なる塗料を使用することもあります。中塗りの役割は、塗膜を厚くして耐久性を高めることです。
STEP03

上塗り
目的: 美観を整え、最終的な保護層を形成する。
中塗りの上に上塗り塗料を塗ります。上塗りは最も外側にくるため、色や仕上がりの見た目が重要です。また、紫外線や雨風から外壁を保護する役割も果たします。
3回塗りの利点として、塗膜の厚みが均一になり、長持ちしやすくなることが挙げられます。適切に塗り重ねることで、塗料の機能を最大限に発揮させることができ、外壁の劣化を防ぎ、建物の美観を長く保つことができます。
横浜金子塗装では、3回塗りで施工をしております。
2回塗りの工程(参考までに)
1. 下塗り(プライマー)
2. 上塗り
外壁塗装の2回塗りの場合は、塗装の工程数や塗膜の仕上がり、耐久性などに影響します。具体的な違いは、中塗りが無い事です。つまり、メンテナンスの頻度が多くなる場合があります。
3回塗りと2回塗りとの比較
塗膜の厚みと耐久性
塗膜の厚みと耐久性 | 3回塗り | 中塗りを追加することで、塗膜が厚くなり、耐久性が向上します。塗料が厚く均一に塗られるため、ひび割れや剥がれが生じにくく、長期間にわたって保護効果を発揮します |
---|---|---|
2回塗り | 中塗りがないため、塗膜が薄くなる傾向があります。そのため、耐久性がやや劣ることがあり、外的要因(紫外線、雨風)による劣化が早く進む可能性があります。 | |
仕上がり | 3回塗り | 塗膜が厚く均一に仕上がるため、美観が良くなります。また、色ムラが少なく、仕上がりが綺麗になります。 |
2回塗り | 塗膜が薄いため、色ムラが生じやすく、仕上がりが劣る場合があります。特に明るい色や濃い色の場合、2回塗りでは色が均一に出ないことがあります。 | |
コスト | 3回塗り | 材料費や作業時間が増えるため、コストが高くなります。ただし、長期的なメンテナンス費用を考慮すると、結果的にコストパフォーマンスが良くなることがあります。 |
2回塗り | 材料費や作業時間が少ないため、初期費用が低く抑えられますが、メンテナンス頻度が高くなる可能性があり、長期的なコストが増える場合もあります。 | |
適用場面 | 3回塗り | 長期間の耐久性が求められる建物や、美観を重視する場合に適しています。また、厳しい気候条件にさらされる建物にも推奨されます。 |
2回塗り | 短期的にコストを抑えたい場合や、比較的劣化の少ない場所に適しています。 |
結論
3回塗りは、耐久性と美観を重視し、長期間にわたって外壁を保護したい場合に最適です。一方、2回塗りは初期費用を抑えたい場合や、短期間の使用を想定している場合に適しています。どちらを選ぶかは、建物の使用状況や予算、期待する耐久年数などに応じて決定することが重要です。

2回塗りが適している場合

例外として、2回塗りが適用している場合もあります。以下に2回塗りが一般的に使用される場合の一例を挙げます。
- サイディングボード(特に新築時)
新築のサイディングボードは工場で塗装されており、現場では補完的な塗装が行われます。この場合、2回塗りでも十分な耐久性と美観を維持できる場合があります。 - モルタル外壁(下地の状態が良好な場合)
モルタル外壁でも、下地が非常に良好な状態であれば、2回塗りで済むことがあります。 - ALCパネル
ALCパネル(軽量気泡コンクリートパネル)も、下地処理が適切に行われている場合、2回塗りが選ばれることがあります。 - クリヤ―塗装
下塗りと上塗りの2回塗装でクリヤ―塗料を使用し、外壁の味を出す工法を使用します。
基本的に横浜金子塗装は、3回塗りでご提案しています。
クリア塗装のように2回塗りが適している場合もありますので、お気軽にご相談ください。
また、様々な工法でより高級感のある仕上がりにすることもできます。
工法については、こちら==>をご覧ください。
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